肩こりに効く運動3選
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肩こり
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肩こりは現代病ともいえるほど悩んでいる方の人数がかなり多く、その数は腰痛に並ぶほど肩こりを抱えている方は統計上多いです。(平成25年国民生活基礎調査より)
また、女性では肩こりを訴えている割合が最も多いそうです
そんな肩こりですが、マッサージをしてもなかなか一時的な効果しか見込めない方も多いと思います。そんな肩こりに効く体操について、肩こりの概要からお話します。
目次
1肩こりって何?
2肩こりと姿勢の関係
3なんで女性に多いの?
4治療院に通う必要性ってある?
5肩こりに効く体操
6まとめ
1.肩こりって何?
肩こりはよく、『重苦しい感じ』『張っている感じ』『痛い感じ』『固くなった感じ』と表現される。
その実態として筋肉に蓄積された疲労物質がたまり、その疲労物質が除去されないため、症状を感じるものである。
想像できない人は例えば重いものを持ちながら、限界まで肘の曲げ伸ばしを行ってほしい。
そうすると二の腕のあたりがだんだんと張ってきて痛くなってくると思います。
そうです、その状態こそが前述した疲労物質が筋肉に蓄積された状態になります。
この状態が長く続いていると思えば、想像するのに難しくないかと思います。
肩こりを起こす筋肉は常に腕の重みをずっと支えています。
また、姿勢により筋肉にかかる負担も大きくなっていきます。
そのため疲労物質もたまり、症状を訴えるようになります。
また疲労物質を取り除く血液供給路と排出路もこの肩こりが長引くことで機能しなくなり、血行が悪い状態になり、症状が症状を呼ぶような負の連鎖につながるのです。(専門的にこれを疼痛スパズムサイクルと呼ぶくらい有名な事象です)
長い間、肩こりを我慢されている方はとても身体を酷使していることが言えると思います。
2.肩こりと姿勢の関係
肩こりと姿勢は非常に密接にかかわっています
姿勢や長時間動かないことで肩こりを起こすことはかなり認知されている話だと思いますが、具体的な話をここではしていこうと思います
姿勢としては、頭が肩よりも前にいくような不良姿勢や背中が丸まってしまう姿勢ではかなりの負担がかかってしまうの要注意が必要です。
またこのような不良姿勢は長時間のデスクワークやスマホや携帯をいじる姿勢で簡単に出来てしまいます。
しかも最初のうちは気づかずに行ってしまい、気づいたときには症状を感じていることはかなり多いように感じます。
3.なんで女性に多いの?
女性は男性と比べた時に筋肉が発達しにくく、筋肉量としても低いです。
そのため、症状を訴えやすいといわれています。
女性の筋肉が発達しにくい理由として、ホルモンの影響によります。
男性に出やすい男性ホルモンは筋肉の発達に貢献していますが、女性に出やすい女性ホルモンは筋肉が発達しにくくなるものです。
そのため筋肉がつきづらく、肩が凝りやすいのです。
4.治療院に通う必要性ってある?
結論から言いますと、しっかり自分でケアできるのであれば通う必要がないです。
これは一般的な肩こりの場合で首からの影響を受けている場合は通う必要があります。
特にセルフケアを教えてもらえるところに行くのがおすすめです。
肩こりは姿勢や生活環境から起こすことが多く、多くの方はこの姿勢や生活環境を変えることをせずに整体や接骨院でマッサージを受けて一時的に解決する例が多いように見受けられます。
実際に研究でも肩こりはマッサージで一時的な解決が見込まれることが分かっています。
しかし、姿勢や生活習慣をなおさない限り元に戻りやすく、悪化しやすい症状です。
なのでそういった生活習慣や環境から改善すべきだと考えています。
最初はどんなことが肩こりを引き起こしているのかが分かりにくいと思うので、治療院に通いながら治していくのも良いと思います。
5.肩こりに効く体操
ここでは肩すくめ運動と頭の位置を改善させる運動、背中のストレッチを教えていきます
肩すくめ体操とは…肩すくめ体操とは文字通り肩をすくめ肩甲骨を動かす体操のことです
やり方は立っている姿勢か座っている姿勢で肩を上にグッと持ち上げます。
2~3秒保持してからゆっくり下ろします。
これを10回×2~3セットを一日のどこかで行ってもらいます。
頭の位置を改善させる体操とは…仰向けで寝ていただいて顎と頭を同時に動かして地面を押します。
注意点が二つあり、一つ目は押したときに痛かったり気持ち悪さやめまいが起きる場合はやめてください。また、頭で地面を押す際に間にバスタオルを挟んでもらうと押す感覚が分かりやすくやりやすいです。
二つ目はおなかやおしりが上がったり、息をとめてやらないように注意してください。
効果が激減します。
背中のストレッチ…仰向けで寝た状態で背中に丸めたタオルを入れて背中のストレッチを促します。
6まとめ
・肩こりは生活環境から起こる
・マッサージは一時的なものに過ぎない
・通わなくても自分で治すことができる
・しかし、首からの影響や別の要因もあるので改善しない場合は医療機関か治療院等にかかると良い
いかがだったでしょうか?
肩こりで不安な方や早く改善させたい方は当院へお越しください。