膝の痛みはケガ?病気?
それとも慢性痛?
膝は、立つ・歩く・座る・走るなどさまざまな動作でつかわれます。
そのため、膝に痛みがあると日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。
膝の痛みが起こる原因は、ケガや病気の場合もあれば、日常生活の習慣が関係している場合もあります。
いずれも放っておくと歩行困難を引き起こすことがあるため、ご自身の膝の痛みを知って適切に対処することが大切です。
ここでは、膝の痛みが起こる原因や対処・予防法をご紹介します。
目次
こんなお悩みはありませんか?
膝の痛みでは、次のような症状や悩みを抱えていることが多いです。
- 長時間歩いていると膝が痛くなる
- 膝が曲がらない
- 膝が伸びない
- 階段がつらい
- 立っていると膝が痛くなってくる
- 運動後や運動中に膝が痛む
青木鍼灸接骨院で
【膝の痛み】の施術・対処法
青木鍼灸接骨院ではそれぞれの膝の痛みに対して適切な施術を行っていきます。
膝が伸びにくい場合や膝が曲げにくい場合、膝がなぜ動かないのかを検査し、可動域制限の改善を図ります。
膝は仰向けで寝た際に膝裏がしっかり床につくものです。
しかし、中には膝が伸びにくいことが原因で長時間の立ち姿勢や歩行で痛みが出ます。
そのため青木鍼灸接骨院では、曲げづらさよりも伸ばしづらさのほうに重点を置いて施術しています。
また、膝関節は、足関節や股関節とも連動して動く関節のため、股関節や足関節周りの関節や筋肉の固さも大事になってきます。
もし膝の問題が解決しても足関節や股関節が固ければ膝への負担がその分増え、元に戻ることがあります。
そのため、当院では膝だけではなく股関節や足関節も診ていきます。
可動域制限以外にも筋力が低下することにより痛みを起こしている場合もあります。
そのため、運動療法やセルフケアなども取り入れ、改善を目指します。
青木鍼灸接骨院では保険診療も行っていますのでぜひ膝に痛みがある方はご活用ください。
膝の痛みの
種類・原因・症状について
膝の痛みを引き起こすケガの種類
膝に何らかの損傷が起こっていると、膝に痛みが生じるといわれています。
痛みが強い場合や痛みが長引いている場合には、ケガをしている可能性があります。
膝に起こりやすいケガには、次のものが挙げられます。
【膝の痛みの原因がケガの場合】
●半月板損傷
膝にある軟骨組織である半月板が損傷してしまうことを「半月板損傷」と呼びます。
スポーツや日常生活のなかで転倒や衝突が起こり、半月板に大きな外力が加わることで損傷してしまっている状態です。
半月板損傷では膝の強い痛みにとともに、膝に引っかかりを覚えることがあります。
●骨折
膝のお皿部分を強く打ちつけた際に、骨折が起こることがあります。
膝の骨折は、転倒や交通事故で生じることが多いといわれています。
なお、骨折にはふたつ種類があります。
骨にヒビが入った状態の不完全骨折、完全に折れている状態の完全骨折です。
骨折では強い痛みとともに、膝を動かせなくなる、患部が腫れるといった症状がみられることもあります。
膝の痛みを引き起こす病気の種類
膝の痛みの原因には、膝に何らかの病気が隠れているようなケースもあります。
膝の痛みが症状として現れる病気には、どんな種類があるのでしょうか。
【膝の痛みの原因が病気の場合】
●変形性膝関節症
膝にある軟骨がすり減ることで関節が変形し、炎症が起こることを変形性膝関節症と呼びます。
変形性膝関節症が起こる原因は、加齢によって軟骨の弾力性が失われることや、経年で関節に摩擦が生じることが考えられます。
そのため、中高年に発症することが多いといわれています。
初期段階では、歩き始めに膝の痛みが現れる傾向にあります。
進行すると安静にしていても膝に痛みが現れ、歩行困難を引き起こすケースもあります。
●鵞足炎
膝から少し下のすねの内側あたりにある鵞足(がそく)という部分に炎症が起こっている状態です。
鵞足は3つの筋肉で構成されており、筋力の低下や筋肉への過剰な負荷が原因で発症につながります。
筋肉へ負荷がかかる原因には、ランニングのフォームが悪いことや、足にあわない靴を履いていることなどが挙げられます。
鵞足炎は膝の内側に痛みが生じ、運動後や運動直後に痛みが現れるという特徴があります。
日常生活でも階段の上り下りのような足をつかう動作で痛みが現れる傾向にあります。
症状が悪化すると、日常生活や安静にしていても痛みが生じるといわれています。
●腸脛靱帯炎
ランナー膝とも呼ばれ、骨盤からすねの骨にかけて存在する腸脛靱帯という大きな靱帯に炎症が起こっている状態です。
膝の屈伸運動を繰り返すことで靱帯がこすれて炎症を起こすと考えられています。
また、「足にあわない靴を履いている」や「スポーツのフォームが悪い」、「筋力不足」などの要因も腸脛靱帯炎につながります。
腸脛靱帯炎の場合、膝の外側に痛みが生じます。
初期症状では運動後や運動直後に痛みますが、進行すると日常生活でも痛むといわれています。
生活習慣が原因で
膝の痛みが起こることもあります
膝の痛みはケガや病気だけではなく、生活習慣が原因で生じることもあります。
生活習慣が原因で膝の痛みが起こっている場合、病院で画像検査をしても異常がみられません。
どのようなメカニズムで膝に痛みが生じているのでしょうか。
【生活習慣が原因の場合】
●運動不足
運動不足で膝を動かすことが少ないと、膝まわりの筋力や関節の柔軟性が低下する可能性があります。
筋肉や関節が硬くなると過剰な負担がかかりやすくなり、組織の疲労が起こって痛みにつながります。
●肥満
膝には体重を支えて身体のバランスを保つという役割があります。
体重が重ければ重いほど膝にかかる負担は大きくなるため、膝の痛みが起こりやすくなります。
●不良姿勢
日常的に姿勢が悪いと、身体全体の筋肉バランスの崩れにつながります。
そうすると、下半身の体重を支えている膝に過剰な負担がかかりやすくなります。
負担が蓄積されると膝まわりの筋肉が緊張して硬くなり、痛みの症状が現れます。
膝の痛みの対処法・予防法
膝の痛みにはすぐに対処しましょう
膝の痛みを放置してしまうと、「悪化して歩行が困難になる」、「運動障害を引き起こす」場合があります。
膝に痛みや違和感を覚えた場合には、すぐに対処するようにしましょう。
【膝の痛みの対処法】
●応急処置をする
膝の痛みが強い場合や、受傷直後だとわかっている場合には応急処置を行います。
応急処置を行うと痛みが緩和されるだけではなく、早期回復につながります。
なお、応急処置では「POLICE処置」と呼ばれる方法が一般的です。
・Protect(保護)
患部を包帯や三角巾などの装具で保護します。
保護することで患部の安静を保つことができるため、損傷の悪化を防ぐことが期待できます。
・Optimal Loading(適度な運動)
患部に適切な運動による負荷を与え、血行を促進します。
血行が促進されると酸素や栄養素が運ばれ、組織の修復を促して早期回復が期待できます。
運動負荷を適度に与えるには知識が必要になるため、トレーナーや接骨院など専門知識のある方に相談して行うようにしましょう。
・Ice(冷却)
受傷箇所を冷却すると炎症が抑制されて、痛みや腫れなどの症状の緩和が期待できます。
受傷箇所の冷却では保冷剤や氷水を入れたビニール袋を使用して冷やしますが、その際はタオルに巻いて冷やすようにしましょう。
また、30分以上連続して冷やすと血行不良が起こるため、15分ほど冷やして様子をみてください。
痛みが強く続く場合、15分ほど時間を空けてから再度15分冷やします。
・Compression(圧迫)
患部周辺を包帯やテーピングを使用して適度に圧迫します。
圧迫をすると、腫れや炎症を最小限にとどめることが期待できます。
・Elevation(拳上)
患部を心臓より高い位置に挙げます。
心臓より高い位置に挙げると、重力により腫れやむくみの抑制が期待できます。
日常で行える膝の痛みの予防法
膝の痛みにはさまざまな原因がありますが、予防法は共通しています。
膝の痛みを予防するためには、負担に強く、柔軟性の高い膝をつくることが大切です。
膝の痛みの再発を防ぎたい方も、将来的に膝の痛みが起きないか不安に思っている方も、日頃から膝の痛み対して予防を行いましょう。
【膝の痛みの予防法】
●ストレッチを行う
膝まわりの筋肉の柔軟性が低下すると、硬くなって炎症が起こりやすくなります。
また、負荷がかかりやすくなることで筋緊張から慢性痛の発症にもつながります。
日頃からしっかりとストレッチを行い、膝の柔軟性を維持することで膝の痛みの予防が期待できます。
・パテラセッティング
①仰向けになる。
②膝の下に丸めたタオルを置く。
③膝を伸ばして、膝の裏でタオルを押しつぶすように力を入れる。
左右それぞれ10回行うようにしましょう。
●体重管理を行う
肥満体形の場合、膝にかかる負担が大きいため膝の痛みが起こりやすくなります。
食生活の見直しや適度な運動を取り入れ、体重管理をしましょう。
●スポーツのフォームを見直す
スポーツは、競技ごとに適切なフォームがあります。
マラソンにも適切なフォームがあり、誤ったフォームで走ってしまうと膝に過剰な負担がかかる傾向にあります。
コーチやトレーナーに確認・指導してもらい、正しいフォームを身につけましょう。
●正しい姿勢を維持する
姿勢が悪いと身体にゆがみが生じ、全身のバランスが崩れて膝に過剰な負担がかかりやすくなります。
日頃から正しい姿勢を維持するように心がけましょう。
頭が前に倒れないように顎を少し引き、背筋を伸ばすようにしてください。
著者 Writer
- 青木 優
- 所有資格 :柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師
生年月日 :平成4年2月25日
血 液 型:O型
出 身:東京都
趣 味:映画鑑賞、読書
得意な施術:筋間リリース
ご来院されるお客さまへ一言:
痛みや不調でお困りの方はご相談ください。
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保険施術
接骨院で保険が適応できるものには条件がありますが青木鍼灸接骨院では保険をつかっての施術が可能です。
保険には種類がありますのでカウンセリング後につかえる保険があればこちらから提案させていただきます。
整体
痛みの要因となっている場所を探して根本になっている場所を施術していきます。
また、再発しないように運動療法や保険のつかえない施術などを行い、改善を目指していきます。
幅広い症状に対してこちらを提案をしています。
フェイス
マッサージ
眼精疲労や顎の痛み、顔のむくみなど、顔に関連する症状がある方におすすめな施術となります。
顔にはたくさんの筋肉がついています。
そのため、コリやハリのある場所に的確にアプローチをして、血流循環やむくみ、疲労などの症状の改善を目指します。
鍼施術
鍼施術で経穴(ツボ)や経絡を刺激することにより身体のバランスを整えて痛みや不調の改善を促します。
筋肉の緊張をとったり、免疫力を高めたりさまざまな効果が期待できます。
交通事故施術
青木鍼灸接骨院では交通事故でケガをされた方の相談、施術を承っております。
交通事故にあわれた際に自賠責保険が下りる可能性がありますので先ずはご相談ください。
運動療法
ぎっくり腰や膝の痛みなどどうしてもマッサージをしただけでは改善しないものは多く、その原因のひとつとしてうまくつかえていない筋肉があることが多いです。
そのため、つかえていない筋肉をつかえるように運動を伝えて再発の防止を図ります。
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