ぎっくり腰を
正しく対処できていますか?
ある日突然、腰に激しい痛みが走ったという経験をしたことはありませんか。
突然起こる腰への激痛は「ぎっくり腰」の特徴であり、数日間は動くこともままならない状態が続く可能性があります。
ぎっくり腰は放っていても自然に回復するものといわれていますが、適切に対処できていなければ慢性腰痛やぎっくり腰の再発を引き起こすことがあります。
ぎっくり腰の早期回復や再発予防のためにも、適切な対処法を知っておきましょう。
ここでは、ぎっくり腰の原因や症状とあわせて、対処や予防法をご紹介します。
目次
こんなお悩みはありませんか?
ぎっくり腰では、次のような症状や悩みを抱えていることが多いです。
- 腰が痛くて動けない
- くしゃみをしたら腰に激痛が走った
- ぎっくり腰が再発しないようにしたい
- 寝返りが打てないほど腰が痛む
- ぎっくり腰を早く改善したい
- 重いものを持とうとしたら腰に激痛が走った
青木鍼灸接骨院で
【ぎっくり腰】の施術・対処法
ぎっくり腰の原因は筋筋膜や椎間板、椎間関節、仙腸関節の問題などが挙げられます。
炎症が強い場合は、超音波やマイクロカレントを主体として、炎症の抑制を図る施術を行っていきます。
また、必要に応じてコルセットを着用して、なるべく痛みが起きないように気をつけて生活をしていただきます。
痛みが落ち着いたところで運動療法も加えながら施術を行います。
それぞれの原因に適した次のような施術を行っていきます。
●筋筋膜の問題の場合
筋膜が癒着を引き起こすため、筋間リリースやストレッチ、運動療法を用いて改善を促します。
●椎間板や椎間関節の問題の場合
関節モビライゼーションや筋間リリースで関節の動きを良くし筋肉の緊張の緩和を図ります。
運動療法で腰のインナーマッスルを働かせていきます。
●仙腸関節の問題の場合
仙腸関節に関節モビライゼーションを行い、運動療法で仙腸関節に関与する筋肉を働かせていきます。
ほとんどの場合は、長くかかっても4週間ほどで痛みが消失する傾向にあります。
腰痛には重篤な疾患や感染症など隠れていることもあるので医療機関での診察が必要な腰痛と青木鍼灸接骨院で判断した場合は、医療機関を紹介させていただくことがありますのでご了承ください。
ぎっくり腰は
ダメージの積み重ねで起こります
ぎっくり腰はなぜ起こるのでしょうか?
ぎっくり腰は、腰まわりの筋肉や靱帯などの組織が急性の炎症を起こしている状態です。
ぎっくり腰が起こる原因は、明確になっていません。
しかし、日常の腰へのダメージが積み重なり、あるとき突然容量オーバーしてしまうことが原因のひとつだと考えられています。
ぎっくり腰を誘発する原因には、次のことが挙げられます。
【ぎっくり腰の原因】
●腰に負担のかかる動作
日常生活のなかで、私たちは無意識のうちに腰へ負担のかかる動作を行っていることが多いといわれています。
前かがみで重いものを持ち上げる、急に振り返るなど腰に負担がかかる動作を日常的に行ってしまうと、徐々にダメージが蓄積されていきます。
そして、あるときささいな動作が引き金になり、ぎっくり腰が発生すると考えられます。
●不良姿勢
腰は上半身と下半身をつなぐ部位で、身体のバランスを保つ役割を担っています。
そのため、姿勢が悪いとバランスを保とうとして腰にかかる負担が大きくなる傾向にあります。
その負担が蓄積されることで、ぎっくり腰の発症につながります。
とくにデスクワークや運転など長時間同じ姿勢が続く場合は、姿勢が崩れて腰への負担が蓄積されやすいと考えられています。
●疲労の蓄積
日中に受けた腰の疲労は睡眠や食事で回復されます。
しかし、疲労が十分に回復されなければ、疲労が蓄積されていき、あるとき容量オーバーすることがあります。
この疲労の容量オーバーが、ぎっくり腰を引き起こす原因のひとつです。
疲労が蓄積されてしまう原因は、寝不足や夜更かし、生活習慣の乱れなどが挙げられます。
●筋力の低下
運動不足で腰まわりの筋力が低下すると、腰にかかる負担は大きくなるといわれています。
腰にかかる負担が大きいほどぎっくり腰につながりやすいです。
ぎっくり腰の症状の特徴
ぎっくり腰は腰痛の一種です。
ぎっくり腰に適切な対処をするためにも、ぎっくり腰の症状の特徴について知っておきましょう。
また、ぎっくり腰に似た症状が現れる病気やケガもあわせてご紹介します。
【ぎっくり腰の症状】
●腰の激しい痛み
ぎっくり腰の発症直後は、椎間板といった腰の組織が急性の炎症を起こしています。
炎症が起きているときは激しい痛みをともなうため、歩行困難になる場合も多いといわれています。
なお、この強い痛みは数日間続く傾向にあります。
なお、青木鍼灸接骨院ではぎっくり腰で歩行困難な場合のみ要相談で往診にも対応してますのでもし必要であればご相談ください。
なお、往診に対応できる時間は診療時間と異なりますのでご連絡していただければ個別で教えます。
●動作痛
炎症がおさまってくると痛みは徐々に落ち着いていきますが、腰を動かすときはまだ痛みをともないます。
腰を曲げる、反らす、ひねる動作で痛みがともなうため、回復するまでは日常生活でも不便なことが増えることがあります。
症状の重症度合いに応じて違いはありますが多くの場合、数日~数週間で少しずつ動けるようになるといわれています。
【ぎっくり腰以外の腰痛】
●腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニア
背骨にある椎間板が圧迫され、中にある髄核(ずいかく)という組織が飛び出してきてしまう状態です。
髄核が近くを通る神経を圧迫してしまい、腰痛につながります。
腰椎椎間板ヘルニアは、多くの場合お尻から足の裏にかけてしびれ症状が現れやすいという特徴があります。
時には、太ももの前や膝周りに痛みや痺れを生じる方もいらっしゃいます。
●腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)
背骨にある神経の通り道の脊柱管が狭まり、神経を圧迫する病気です。
腰部脊柱管狭窄症は安静にしていると症状は現れにくいですが、立つ、歩くといった動作をすると腰痛や足の痛み・しびれ症状が起こるといわれています。
長時間歩くと痛みが現れ、少し休むと症状が緩和されて歩けるようになるという特徴があります。
●内臓疾患
内臓に病気があると、腰痛が症状として現れることがあります。
がんや腫瘍、炎症などがあると腰痛が現れやすいです。
腰痛以外の症状がある場合には、すぐに医療機関で検査をしてもらうようにしましょう。
ぎっくり腰の対処法・予防法
ぎっくり腰の症状を緩和しましょう
ぎっくり腰は日常の動作が行えないほどの痛みをともなう可能性があります。
そのため、少しでも症状を緩和したいと考える方も多いのではないでしょうか。
ぎっくり腰を発症した場合には、次の方法で対処してください。
【ぎっくり腰の対処法】
●コルセットを着用する
ぎっくり腰を発症すると、少し腰に負荷がかかっただけでも痛みを覚えることがあります。
コルセットを着用すると、腰が固定されて可動域が制限されるため、痛みの予防につながります。
ぎっくり腰の痛みがあるものの、家事や仕事などで動く必要があるときにコルセットを着用しましょう。
●腰に大きな負担がかかることを避ける
日頃から腰痛のある方や、ぎっくり腰を繰り返している方は、腰に大きな負担のかかる動作には注意が必要です。
急激に大きな負担がかかることが引き金になり、ぎっくり腰を発症することがあります。
重いものを持ち上げるときには膝を曲げて持ち上げる、うしろを振り向くときには身体ごとうしろを向くなどして、腰に急激な負荷を与えないようにしましょう。
●炎症が強いときは安静にする
ぎっくり腰の発症直後は、炎症が強い状態です。
動かすと炎症が拡大し、症状の悪化や回復の遅れにつながります。
無理して動かずに、安静にするようにしましょう。
●動けるようになってきたら適度に運動する
痛みが緩和され、動けるようになってきたら少しずつ運動するようにしましょう。
動けるようになってきたにも関わらず、安静にしつづけると、筋肉が拘縮して慢性腰痛やぎっくり腰の再発を引き起こす場合があります。
日常の動作や簡単なストレッチから始め、少しずつ運動量を増やしてください。
ぎっくり腰の再発を予防しましょう
ぎっくり腰を発症すると、発症後一年以内の再発が多いといわれています。
ぎっくり腰が再発しないように、日頃から予防を心がけましょう。
【ぎっくり腰の予防法】
●ストレッチを行う
腰まわりの筋肉が硬くなっていると、ぎっくり腰を発症する可能性があります。
日頃からストレッチを行い、柔軟性を維持するようにしましょう。
背中から股関節までしっかりストレッチを行うことが大切です。
・背中のストレッチ法
①四つん這いになり、両手と両膝を肩幅程度に開く。
②息を吐きながら、へそを覗くようにしてゆっくり背中を丸めていく。
③そのままの姿勢で30秒キープする。
④息を吸いながらゆっくりと背中を反らせていき、無理のないところで止めて30秒キープする。
⑤この流れを5回ほど繰り返す。
・股関節のストレッチ法
①仰向けに寝て、ゆっくりと片方の膝をお腹に近づける。
②お腹に近づけた膝を両手で抱え、さらにお腹へ近づける。
③この姿勢のまま20秒キープし、元の姿勢に戻したら反対側も同様に行う。
●腹圧、腰の筋肉を鍛える
腹圧や腰の筋肉を鍛えると、姿勢が安定し腰への負担がを低減することが期待できます。
腰にかかる負担が軽減されれば、ぎっくり腰の発症を防ぐことにつながります。
・腹圧のトレーニング法
①膝を立てた状態で仰向けに寝て、両手は太ももの横に置く。
②ゆっくり息を吐きながら4秒かけてお腹を凹ませる。
③次に、ゆっくり息を吸いながらお腹を元の状態へ戻す。
④これを5回ほど繰り返す。
・プランク
①うつ伏せの状態で、前腕と肘、つま先を地面につける。
②腰を浮かせて、背筋をまっすぐ伸ばす。
③背中、腰、かかとが一直線になるイメージで姿勢を維持する。(30秒~1分できると良いが最初はきついと思うので10秒~20秒くらいでもOKです)
お尻やお腹を出ないようにすることが大切です。
以上を一日3セット程できればやってほしいです
著者 Writer
- 青木 優
- 所有資格 :柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師
生年月日 :平成4年2月25日
血 液 型:O型
出 身:東京都
趣 味:映画鑑賞、読書
得意な施術:筋間リリース
ご来院されるお客さまへ一言:
痛みや不調でお困りの方はご相談ください。
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保険施術
接骨院で保険が適応できるものには条件がありますが青木鍼灸接骨院では保険をつかっての施術が可能です。
保険には種類がありますのでカウンセリング後につかえる保険があればこちらから提案させていただきます。
整体
痛みの要因となっている場所を探して根本になっている場所を施術していきます。
また、再発しないように運動療法や保険のつかえない施術などを行い、改善を目指していきます。
幅広い症状に対してこちらを提案をしています。
フェイス
マッサージ
眼精疲労や顎の痛み、顔のむくみなど、顔に関連する症状がある方におすすめな施術となります。
顔にはたくさんの筋肉がついています。
そのため、コリやハリのある場所に的確にアプローチをして、血流循環やむくみ、疲労などの症状の改善を目指します。
鍼施術
鍼施術で経穴(ツボ)や経絡を刺激することにより身体のバランスを整えて痛みや不調の改善を促します。
筋肉の緊張をとったり、免疫力を高めたりさまざまな効果が期待できます。
交通事故施術
青木鍼灸接骨院では交通事故でケガをされた方の相談、施術を承っております。
交通事故にあわれた際に自賠責保険が下りる可能性がありますので先ずはご相談ください。
運動療法
ぎっくり腰や膝の痛みなどどうしてもマッサージをしただけでは改善しないものは多く、その原因のひとつとしてうまくつかえていない筋肉があることが多いです。
そのため、つかえていない筋肉をつかえるように運動を伝えて再発の防止を図ります。
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