肉離れって何??
肩痛
腰痛
こんにちは!
青木鍼灸接骨院です!
今回は接骨院で保険適応となる肉離れについてお話しようと思います。
肉離れって「なんとなく知っているけどスポーツをやってる人以外関係ないんじゃない?」って思うかもしれませんが日常生活動作で起こす方も多いです!(もちろん、スポーツで引き起こされることも多いです。)
例えばぎっくり腰の一つでもある「筋・筋膜性腰痛」や肩の疾患である「腱板炎」、筋肉かが原因となる「寝違え」も肉離れ(挫傷)の一つです。
どうでしょうか?
意外と肉離れってスポーツをしていない方でも親近感のケガの一つであることが分かったと思います。
そんな肉離れについてお話していきましょう!
目次
1肉離れって何?
2肉離れが起きやすい場所、年齢等々
3肉離れになったら・・・
4肉離れの予防方法
5当院での肉離れの治療
6まとめ
1肉離れって何?
肉離れとはダッシュやジャンプなどで筋肉が引っ張られることにより筋肉が断裂したり、筋肉が損傷してしまうケガです。
肉離れは「挫傷」ともいわれることも多く、肉離れがひどくなると「挫滅」ともいわれます。
挫傷とは何らかの原因で身体の組織(筋肉や神経などのこと)に外力が加わることで損傷した状態のことです。皮膚が裂けてしまうと「挫創」といわれます。
また、挫滅とは何らかの原因で身体の組織に外力が加わることで組織損傷と組織の圧迫(腫れ等の影響)が発生し、内部の組織が破壊されることを言います。
2肉離れが起きやすい場所、年齢、重症度
肉離れはハムストリングスやふくらはぎに本来多いケガの一つです。
ダッシュ動作や切り替えしなどの動作が多いスポーツ(短距離走やサッカーなど)に多く起こります。
年齢としては運動強度の高くなる10代~20代前半に特に多いです。
また、久しぶりにスポーツをやろうとしたり、準備運動をしっかりと行わないことで肉離れを引き起こすこともあります。
日常生活においては重量物を持ち上げる動作や床に下ろすなどの動作、電車に乗ろうとしてダッシュで階段を駆け上がったりした際に起こることがあります。
また、その危険因子として年齢、既往歴、筋力低下、筋力のアンバランス、筋柔軟性の低下、筋疲労などが考えられます。
特に筋力低下や筋柔軟性の低下、筋力のアンバランスに関しては予防することが可能でその有効性が示されています。
・年齢
年齢が増すごとに肉離れを引き起こす危険度が増していきます。
なので、高齢になればなるほど、運動をするときの準備運動や普段のストレッチ、運動が大事になってきます。
・既往歴
既往歴とは過去に受傷したケガや病気のことです。
過去に肉離れを経験している人は経験していない人と比べて肉離れの発生リスクが上昇します。
サッカー選手においてはハムストリングスの肉離れの既往歴は同部位の肉離れ発生のリスクを11.6倍上昇させるとの報告があります。
・筋力低下
マウス実験で筋力の弱い部位は肉離れを発生しやすいとの報告があります。
そのため、普段の運動やストレッチは重要となります。
・筋力のアンバランス
筋力が弱いほうが肉離れを起こしやすいため、運動される際は均等に筋肉が働くように心がけましょう。
・筋柔軟性
筋肉の柔軟性が高いと肉離れのリスクを減らせると従来から考えられております。
・筋疲労
筋疲労は外傷の原因になるという報告は多々ありますので、なるべく筋肉に疲労を残さないようにストレッチやマッサージなどで身体のケアを怠らないようにしましょう!
3肉離れになったら・・・
肉離れになったらまずは20分以内のアイシングと包帯などによる適度な圧迫をしましょう。
その後行けるのであればお近くの接骨院や整形外科などで診てもらってください。
自分でのケアでも症状の改善はしますが、肉離れは再発率が高いのでなるべくどこかに診てもらいながら治していく事をオススメします。
4肉離れの予防方法
肉離れの予防方法は普段運動しない方は適度な運動とストレッチです。
少し早めのウォーキングや水中歩行など軽く息が上がる程度の運動をオススメします
お身体に痛みがある方はまずは痛みを治してから実施するようにしましょう!
5当院での肉離れの治療
当院では、肉離れを炎症期と回復期に分けて施術を変えていきます。
炎症期は炎症が強く出る時期になりますので、超音波や周りの筋肉の筋膜リリースなどを行い、施術していきます。
必要に応じてアイシングやテーピング、包帯などを行ってケアをしていきます。
回復期になったら、症状を診てストレッチや再発予防のセルフケアと運動、温熱療法などを組み合わせて症状を回復させていきます。
もし、池上で肉離れにお困りでしたら当院へご相談ください。
6まとめ
・肉離れと挫傷はほぼ同じ!
・肉離れは日常生活でも起きます
・自分でケアしようとせず専門家と一緒になるべくケアを!!
・当院では超音波や筋膜リリースなど症状や受傷した部位に応じて施術内容を変えて改善させていきます!